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花瑠璃

気の向くままに、書き綴ったり、描き綴ったりするブログ

橋姫

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橋姫といえば宇治橋が有名です。
『源氏物語の宇治十帖』にも宇治の姫君二人(大君&中の君)
のことを橋姫と描いているシーンがあります。
「愛(は)し姫」から橋姫が来ているという説もあるくらいなので、
綺麗な妖怪なのではと思うのですが。。。

妖怪の橋姫は嫉妬深く、醜くて伴侶がいないらしいです。
石燕先生の絵には松やに鉄輪をつけて、
丑の刻参りのような格好をした橋姫が描かれています。
さらに川が氾濫しているかなり怖い絵です。

橋姫のいる橋の上で他の橋を褒めると厄災にみまわれるとか。
ちょっと怖い伝承などがあります。

なので美人なのに凶暴な性格で、
浮気なんてしようものなら、武器を振り回して
男性を追いかける的な感じでしょうか。

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絡新婦

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「じょうろうぐも」と読みます。
女郎蜘蛛はメスが子供を育てるために、オスを捕食するそうです。
それが由来なのでしょうか。。。
男性の諸々を食い尽くす遊郭にいる女性みたいなイメージがだぶったのかな。
まぁ、それは男性目線の見解で女性目線では全く違う見解が得られそうです。

絡新婦は色々な伝承があってかなり好きな妖怪の一つです。
有名なのは『賢淵』でしょうか。

後、京極夏彦先生の小説にも『絡新婦の理』というのがあります。
「あなたが蜘蛛だったのですね。」と桜の舞い散る中で、
京極堂もとい中禅寺秋彦が犯人に問うシーンから始まるのですが、
幻想的な始まりで、とても印象的です。

イラストはちょっと去年とは変えて、鳥山石燕先生を踏襲せずに描きました。
日本画でも洋画でもイラストレーターでも、美人画が好きです。
毒々しいものも、爽やかなものも良いですね。