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花瑠璃

気の向くままに、書き綴ったり、描き綴ったりするブログ

天狗・幽谷響

101122
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鳥山石燕が描く「天狗」は所謂「天狗」ではなく、鳥っぽいです。
長い鼻はちゃんとした嘴で、鴉天狗に近いと思います。

「幽谷響」に関しては、面白いです。
現代なら山に音が反響して返ってくると分かっています。
でも、当時は妖怪の仕業だと思われていた。
こうやって絵を見ていると、時代によって失われていく
日本の文化を見ているような気がします。
科学の発展は妖怪を駆逐する。

京極夏彦先生も小説の中で言っています。
科学で解明できない部分に妖怪という名前を付けて、
オカルト(秘されたもの)という箱に入れているそうです。
科学で解明されてしまった時点で、
妖怪はオカルトという箱から出され、妖怪は妖怪ではなくなる。
京極氏の小説は読めば読む程深いです。

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